【勉強法】英単語の覚え方 

勉強法

こんにちは。こうのすけです。

英語学習者が、必ずぶつかるであろう悩み。

それが「英単語が覚えられない!」ではないでしょうか。

今回はそんな誰しもが抱く悩みについて。

僕も英単語の勉強には昔からかなりの苦労を強いられてきました。

しかし様々なやり方を試すうちに、自分なりのやり方や英単語に対する考え方が固まり

TOEICでは855点を達成することができ単語に対する苦手意識がなくなりました。

(もっと上を目指して頑張り中ですが。)

この経験を元に、今回は「英単語」についての記事を書こうと思います。

では早速、書いていきましょう。

あなたは何を目指している?

英単語を勉強する目的は?

早速ですが、質問です。

「あなたが英単語を勉強する目的は何ですか?」

大学受験に必要だから?

TOEICや英検などの資格試験のため?

はたまた趣味ですか?

一旦、考えてみてください。

この質問をした理由は、次の項でお話ししましょう。

目的によって変わる勉強量

先ほど、英単語の勉強理由をお聞きしました。

皆さん、自分なりの答えは出せたでしょうか。

別に正解はありません。

ただ、目的によって英単語の勉強量が変わることを理解して欲しいのです。

難しい試験になるほど、覚える量も違いますし難易度も上がります。

英検1級と5級を見れば、語彙の差は歴然ですよね。

なので、まずは英単語を覚える上で、現段階での目的を見直しましょう。

まずはどのレベルに到達したいのか。

どの試験に受かりたいのか。

それを考えるところから英単語学習、いや英語学習は始まっているのです。

英単語=手段

私は英単語は「基礎であり手段」だと考えています。

英語学習をする上で、英単語の知識は全ての基礎となるのはもちろんのこと、

目標を達成するための手段」でもあります。

つまり「英単語を覚えること」をゴールにするのではなく、

その英単語を使って何がしたいのかを考えるのです。

目的・目標を持って英単語を勉強しましょう。

その姿勢があれば、モチベーションの維持にもつながり苦手な英単語にも真剣に向き合えるでしょう。

目的・目標が見つからない人は、資格試験に挑戦してみるのがオススメです。

こうのすけ
こうのすけ

英単語を目標達成の手段と考えると、勉強しやすいね。

自分の単語力は?

まずは現状把握

英単語を勉強する目的が明確になった人が次にすることは「現状把握」です。

現状把握とは、自分の今の英単語力を知ること。

ここでは謙虚さが大切です。

中学校でならう英単語が曖昧なら、それをしっかり受け止めれる謙虚さが必要ということ。

現状把握は、漠然と英単語を勉強しないためにも必ずやりましょう。

迷ったら、少し下のレベルから始めてもOK。

とにかく謙虚に、簡単なレベルから勉強し始めましょう。

背伸びは禁物

もしも、現状把握をせずに自分の実力を過信すると痛い目に遭います。

特に高校生に多いように感じますが、そんなに見栄を張る必要はありません。

見栄を張るのは無駄です。

「あなたの単語力は、あなたが思っている以上に低いです。」

と、厳しくいっておきます。

背伸びのしすぎは、モチベーションの低下にもつながります。

5割くらいは単語を知っている単語帳から始めるのが良いでしょう。

目標が高くても、英語に焦りは禁物です。

こうのすけ
こうのすけ

謙虚に謙虚にいきましょう!

実践!英単語の覚え方

お待たせしました。では、英単語の詳しい覚え方を紹介します。

先に言っておくと、英単語を単語帳だけで覚えようとするのは非効率です。

いつまで経っても、覚えられません。

ですが、単語帳を一冊完璧にしたい人は多いですし

語彙が増えれば、その後の勉強も楽。

それに、特に簡単な単語帳なら完璧に覚えて損はないので、、、。

ここからは

単語帳の使い方をメインに説明する「単語帳を使うなら」

試験を利用して単語を覚えていく「試験を利用しよう」

に分けて説明していきます。

単語帳を使うなら

☆具体的な覚え方

・何度も繰り返す

基本中の基本です

これをしない人があまりにも多すぎます。

同じことを何度も繰り返すのは退屈かもしれませんが

意識的に繰り返さないと覚えられません。

(逆にこれさえできれば、ある程度は覚えられると思うのですが、、、。)

英単語を覚えれないと相談してくれる塾の生徒はたくさんいますが

そういう人ほど、3周もしていない。ましてや、2周もしていない人も。

こうのすけ
こうのすけ

1回で覚えられるほど、君は賢いの?

と私は生徒にいつも言っています。

本当に覚えて使いこなしたいことがあるのなら

最低でも10周はやるつもりで取り組みましょう。

1回で覚えようとするから、単語帳の進みも遅いんです。

「また2、3周目で覚えればいいや〜。」

くらいの気持ちでサクッと1周は終わらせましょう。

また後で話しますが、

1周目から全ての単語で語源を利用して覚えようとしたり

書いて暗記しようとする人もいますいが

それによって、1周がいつまで経っても終わらないのでやる気がなくなります。

3周目以降どうしても覚えれない単語に利用するのが良いでしょう。

とにかく何度も出会えば勝手に覚えます。

家の周りにある看板とか覚えようとしなくても覚えているでしょ?

それと一緒だと思いますよ。

・音声の利用

先ほど、繰り返すのが大事といいましたね。

それを聞くと、どうしてもテキトーになりがちな部分が出てきます。

それは「発音・アクセント」です。

これを軽視している方は、自分の英語学習を見つめ直しましょう。

英語を聞き取るリスニングで重要なのはもちろんですが、

「単語を覚える」という観点から見ても重要です。

日本語で具体例を出します。

ご芳名」という言葉を聞いたことがありますか?

バカにするな!という声が聞こえてきそうですが。笑

こちらは「相手の名前を意味する尊敬語」として使われます。

こうのすけ
こうのすけ

では、この「ご芳名」という言葉。忘れないように覚えてください!

、、、どうでしょうか。

初めてみるかた、覚えにくいと思いませんか?

それはなんで?

「読み方が分からないから。」じゃないですか?

まさにこれなんです。

英単語も読み方もわからずに、文字を日本語と照らし合わせているだけでは

いつまで経っても覚えられません。

単語帳を覚える際に音声を聴きながら読んでいけば

発音やアクセントも身につけることができ、それが暗記の助けにもなります。

時には、声に出して音声と一緒に発音してみましょう。

単語帳でCDを使わないのは勿体なすぎます。

別売りでもCDを必ず買いましょう。

そして音声を聴きながら、声に出しながら何度も単語帳を繰り返していきましょう。

音声として頭に残るので、ただ繰り返すだけより効果は絶大ですよ!

・語源の利用

先ほど軽く紹介しましたが、語源も暗記の手助けとして有効な方法です。

しかし、何でもかんでも語源を利用するのは非効率でしょう。

例えば、中学で習う単語は語源の力を借りずに覚えて欲しいです。

単語を暗記する上で語源を利用するタイミングは、

① どうしても覚えれない単語がある時。

② 単純に語源の気になる英単語に出会った時。

に絞った方が良いでしょう。

②のように興味のある単語があるならどんどん調べればOK。

好奇心は勉強において、良い効果をもたらしますからね。

①の具体的な利用法を紹介します。

例えば、わからない単語が「depend(頼る)」だとしましょう。

これを「de(下に)+pend(吊るす)」と分解すれば

「誰かに依存して、その人にぶら下がっている」というイメージが想像でき、

そこから「頼る」という意味を覚えられるはずです。

さらには、首から吊るすpendant「ペンダント」とも同語源と知れば

もっともっと覚えやすくなりませんか?

もう一つ有名な例を出すと、

鳥のflamingo(フラミンゴ)が炎のflameと同語源というのもありますね。

フラミンゴは炎のように赤色の鳥だもんね。

このように語源の効果は絶大ですから、興味のある単語はどんどん調べると良いと思います。

インターネットで調べれば大抵出てきますよ!

語源が載っている英単語帳もありますしね。

語源は他にも「知らない単語を予測するとき」や「単語を立体的に理解する」際にも効果を発揮しますから、語源を意識して単語を覚えるのはとってもオススメです。

ただし、頼り過ぎには注意しましょう。

あくまで、暗記の手がかりとするのが良いと思います。

同じ語源に見えても、違うものだった!なんてこともありますからね。

・辞書の利用

こちらは、英単語をある程度覚えて余裕のある人向けです。

辞書の利用は英単語の立体的な理解につながります。

知らない単語のコアとなる意味を知ることで暗記の手助けになるかもしれませんね。

何度も繰り返して単語帳を覚えていけば、ある程度はリーディングやリスニングで効果を実感できると思います。

しかし、ライティング(英作文)ではどうでしょうか。

頭にストックした英単語がたくさんあっても

意味を知っているだけで、使い方が分からない単語ばかりでは自力で英語を書くことができません。

そのためにも、辞書をひくのはオススメです。

英作文の勉強を無理やりでもやると良いですね。

そうすれば辞書を引く機会が勝手に増えるはずです。

使うことを意識しよう

初めは、英単語の読み方と意味を覚えるだけでもいいですが

やはり、その英単語の使い方を知って初めて完璧に単語を覚えたと言えます。

結構な人が、意味しか知らないという状況に陥るのですが

それは単語帳ばかりで英単語を勉強しているからだと思います。

時には、実力不足であっても

長文読解に挑戦したり、英作文に挑戦しましょう。

そうすれば英単語を無理なく、立体的に理解できるはずですよ。

やはり目標の試験があると、試験に向けた対策をする中で英単語に触れられるので

試験を利用して英単語を覚える方法がかなりオススメです。

次項でお話ししましょう。

試験を利用しよう

もしも、あなたがTOEICや英検などの試験に挑戦しているのなら

英単語をより効率良く吸収することができます。

高校生なら中間テストに期末テスト、そして大学受験といったように

英単語を覚える目的の試験が必ずありますよね。

それを利用しない手はありません。

単語力に自信がなくても構いません。

とにかく、その試験の過去問に挑戦しましょう。

大学受験や英検なら、過去問。

TOEICなら公式問題集。

期末試験や中間試験なら、テストに出る教科書の本文があるはず。

それをどんどん、どんどん読んでいってください。

試験対策を行いながら、知らない単語にも出会うことができます。

その単語を覚えていくのです。

過去問を何個もやっていくうちに、よく出る英単語や重要な英単語が

自身の経験から分かってきます。

単語帳以外の場所で、たくさんの英単語に出会うのです。

とにかくやってみてください。

ストーリーとかで単語を覚えれたりしちゃいます。

なんでこんなに、このやり方を推すのかと言いますと。

僕がTOEICで850点を超えたときに

英単語帳で単語の勉強を一切やっていないからです。

わからない単語は、公式問題集を解いていく上で覚えていきました。

何度も復習する中で、無理なく覚えることができたのです。

(金フレも持っていません。)

試験の対策にもなって一石二鳥ですよね。

極端な話、単語帳がなくても辞書と過去問さえあれば、英単語の勉強は十分できると思います。

是非、すぐにでも試してみてほしいです。

おすすめの単語帳

正直なんでもいいです。本当に。

気に入ったやつをやりこんでください。以上。

私が具体的にどんな単語帳を使っていたのかや

迷ったらこれ!といった単語帳は

また別の記事でじっくりと紹介したいと思います。

今回の記事はあくまでも、覚え方に重点を置かせてください。

まとめ

偉そうにベラベラ喋りましたが、やっぱり大切なのは目的があること。

英単語を覚えて何がしたいのかを見つめ直してください。

目標の試験があるなら、それにあった単語帳を選んでやればいいのです。

あとは音声を聞きながら何度も繰り返すだけ。

たまには語源を利用したり、辞書を利用してください。

単語帳をある程度繰り返したら、実際に問題を解くこと。

単語帳とだけ、睨めっこしていては覚えづらいですからね。

単語帳から飛び立って、過去問などに挑戦しましょう。

終わりに

よく言ったものですが、単語学習に終わりはありません。

語学は語彙学習に始まり、語彙学習に終わる。

ここに書いた「覚え方」を参考に実際に自分で色々と試してみてください。

私のやり方が「正解」かは自分で確かめるのです。

結局、自分でやってみないと意味がありませんから。

英単語の覚え方で伝えたかったことは以上です。

長くなりましたが、当たり前のことばっかり書いてしまったかもしれません。

けど、覚え方に特別な方法はないんだな。と思っていただけたなら

私が伝えたかったことが上手く伝わったように思います。

以上、「英単語の覚え方」でした。

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