どうも、こうのすけです。
合格までの道のりの前編の続きを書いていこうと思います。
前編では初めて英検に挑戦をしてから、残念ながら不合格になってしまったところまでを書きました。
今回は後編ということで、リベンジを誓ってどんな勉強をしていったのかなどをご紹介します。
前編では主に10月の第2回の英検準1級を受けて落ちるまででしたが、今回は1月の第3回の英検準1級を合格するまでを書いていきます。(時系列順に書いていきます。)
再度、勉強計画を立てる
11月は学校が意外と忙しかったので、本格的に英検の勉強を再開できたのは12月の終盤です。
つまり第3回英検1次試験(1月23日)までには1か月しかありませんでした。
なのでしっかりと計画を立てて、それに則って勉強をしていくことにしました。
詳しい勉強計画はこちらに書いてあります。
まあ簡単にいうと、優先的に進めるのは過去問って感じ。
過去問は前回までで9回分のうち5回分しか終わっていなかったので、これを終わらせることから始めました。
それと並行して「ドラゴンイングリッシュ基本英文100」の暗記を始めました。
これはもちろんライティング対策用です。
ライティングは1つのミスが大きく得点に響くので、自信を持った表現を覚えることから始めました。
ちなみに、ドラゴンイングリッシュは改訂版ではありません。
あとTOEICの上級単語帳をやろうと意気込んでいたのですが、結局全然やっていません。
語彙はやはり英検の過去問で学ぶことにしました。
試験までの合計勉強時間
次に試験本番までの勉強時間のお話をします。
たった1か月の期間でしたが、どれだけの勉強をできたのか。
詳しくはこちらの記事に載せています。
簡単に要約すると、1か月で約100時間の勉強をこなすことができました。
過去問はなんとか消化しきれましたが、英作文の完全制覇は3分の2くらいしかできていません。
まあでも、十分に時間を確保できたかなと思います。
一次試験の合格発表
そして、1次試験の合格発表の日。
結果は合格でした!


決して、余裕合格とはいえません。
その原因はやはり、リスニングにあると思います。
最後までリスニングは克服することができませんでした。
合格者平均にも届いていません。
しかし何とか前回の15点から20点まで伸ばせたことは大きな進歩でしょう。
合格の秘訣は?
なぜ合格できたのかを考えてみました。
合格の秘訣ということで、「やって良かったこと」と「やらなくて良かったこと」と「やっておけば良かったこと」にわけて書いていきたいと思います。
やって良かったこと
やって良かったことは「ライティング」を基礎から勉強し直したことです。
ここでいう「基礎」とは、自信を持って使えるフレーズを増やすこと、つまりドラゴンイングリッシュ基本英文100を暗記することです。
暗記に走るのは嫌いですが「ある程度はやはり暗記が必要だ」と割り切って勉強に取り組めたのが良かったですね。
落ちた時と比べてライティングが12点から14点まで上がりましたが、それだけでCSEスコアが599点から635点まで上がっています。
ライティングは16点満点ですがCSEスコアが他の分野と同じく750点満点ですから、その分1点の重みがかなり大きいです。
よってライティングの勉強は捨てれないし、むしろライティングの勉強をしたおかげで受かったといっても過言ではありません。
「ドラゴンイングリッシュ」を5回繰り返して覚えただけでもかなりの効果があったように思います。
リスニングも15点から20点まで伸ばすことができました。
これは大きな進歩ですが、CSEスコアの伸びに注目してみると569点から592点に伸びていることが分かります。
そう、ライティングのCSEスコアの伸びの方が大きいのです。
リスニングは5点も上げたのに、ライティングは2点上げただけでCSEスコアをこれだけ伸ばすことができます。
コスパがいいと思いませんか??
もちろん換算方法に差はあると思いますが。
なので、ライティングの勉強は合格のためにやって良かったと心から思います。
やらなくて良かったこと
ここでは実際にやってみたけど効果が薄いと感じたものを紹介します。
僕は本当にリスニングが苦手だったので、どうにかしたいと思い、新たな問題集に手を出してしまいました。
それがこちら。
「リスニング 完全制覇」です。
藁にもすがる思いで、この参考書に手を出しました。
しかし、特に役に立ったかと言われればそうでもありませんでした。
僕の取り組み方が悪かったかもしれませんが、参考になる部分があまりなかったです。
選択肢の先読みについてなど色々と書いてあるのですが
結局は「聞き取れなければ解けない。聞き取れれば解ける。」ただこれだけなので。
問題を多くこなして慣れるのもいいけど、慣れるのが目的なら「過去問」で十分だなと思いました。
過去問は本物の英検の試験ですしね。
実践問題集をやるより100倍はいいかなと思います。
やっておけば良かったこと
ここでは、これをやっておけばなあ、、、。という後悔を書きます。
まず、先ほどのリスニングの話にもつながるのですが、結局リスニングは「聞き取れれば解ける」ということを認識すると同時に、急にリスニング力が上がるなんてないことも実感しました。
つまり焦っても無駄なわけです。
1か月ちょっとで完全に聞き取れるようになろうなんて、虫のいい話。
慌てず焦らずに、基礎からやり直せば良かったと後悔しています。
ではそのリスニングの基礎とは何か。それが「発音」です。
今は発音記号を学び直して、実際に自分でもその発音ができるかどうかの練習をしています。
これは「発音できる音は聞き取れる。」という考え方に則っています。
発音記号を大体学び終えたら、「速読英熟語」を用いてどんどん練習しています。
この速読英熟語の英文に、発音記号を書き込んで発音を意識しながら音読練習をしているのですが、これがリスニングにも大きな効果があるのではないかと思っています。
同じ英文を覚えるくらい何度も音読しています。(CDを聞きながら。)
実際に効果を確かめる機会はまだありませんが、またリスニングのテストがある時に効果を実感できればなと思います。やっぱり英語って地道な努力が必要です。
次にやっておけばよかったと後悔していることは、「語彙の勉強」です。
語彙問題の得点は18/25で、意外と低かったんですよね。笑
でも特にできなかったのが、熟語の方なんですよね、、、。
21問〜25問は熟語が出るんです。
意外と知らない熟語が出るのですが、どのように対策すれば良いかわからなかったんですよ。
基本は過去問でしっかり身につけていけばいいと思うのですが、何だか良さそうなアプリを見つけました。
それがこちらの「でた単」です。

実際に過去に出題された単語を取り上げているので、過去問信者の僕にはピッタリです。
出題回数とかもわかるらしい。
かなり効率良く語彙問題を勉強できると思います。
もちろん熟語の勉強も可能です。魅力的ですね。
僕は英検が終わってから存在に気づきました。残念。
英検1級の際には利用しようと思います。
2次試験に向けて。
1次試験を無事に突破した僕に待ち受けていたのは、「2次試験」です。
つまり、スピーキングの試験ですね。
対面の面接試験になっています。
全くもって、スピーキングの勉強をしたことがなかった僕は落ちる気しかしていませんでした。
さらにこの時期は修論にも追われており、試験日が修論審査会の前日という絶望スケジュール。
なんとか時間を見つけて対策せねば、、、。
そう思いながらも、過去問の問題を5個くらい解いただけで復習もろくにできずに本番を迎えてしまいました。
本番でも手応えなし。
感想に関してはこちらの記事で。
来年度の6月にまた受けよう。そう思っていました。
結果は、まさかの、、、。
そして結果発表をみました。
このスピーキングの試験が合格していれば、正式に自分は英検準1級を持っているといえます。
落ちたとしか思えなかったので、結果は逆にリラックスしてみれました。
すると、、、。

へ?????
なんで???

なんぜ????
ギリギリではありましたが、受かった、、、。
最高の気分だ。
これで胸を張って英検準1級といえます!
めちゃくちゃ嬉しかったですね。この瞬間。
どうして2次試験に受かったのか
結局、ボロボロの文法でも伝えたいことが伝わればいいのかもしれません。
それでも自信を持って「英語を話せるよ」っと言っていいのかもしれません。
もちろんかっこよく話したい気持ちはありますが、まずは相手に自分の気持ちを伝えることができること。
それが英検では優先されるのかもしれません。
ただ、英作文の勉強をしていたおかげでよく使う表現を勉強できていたので、それをスピーキングでも使えたことが良かったのかもしれません。
ライティングの勉強がスピーキングに活かされることが分かりました。
でも、もっと上手に話したいのでこれからも精進したいと思います。
とりあえず、本番ではビビらずに自信を持って話すといいかもしれないですね。
まとめ
前編と後編に分けて、英検準1級合格への道のりを書いてみました。
前編は不合格体験記のようになってしまいましたが、それも大事な経験だったなと思います。
とにかく、合格を掴むためには満遍なく勉強することが大切です。
そしてライティングの勉強は欠かせません。
苦手な部分をある程度ライティングでカバーできる可能性があるので。
二次試験に関しては、とにかく伝えようとする気持ちが大切だと思います。
とりあえずこの記事が、これから英検に挑戦しようと思っている人や英検に向けて勉強している人に対して少しでも役に立てばな、と思います。
以上、英検準1級合格までの道のりでした。
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