今週も週末がやってきました。
どうも、こうのすけです。
開業を本格的に決意してから、1週間が経ちました。
今日は4月23日の土曜日です。
土曜日です。
何が言いたいかというと、市の商工会に創業相談をしてきましたよって話。
毎週土曜日の午前中に創業相談の予約をしてお話を聞いてもらっています。
今日で2回目ですね。
今回の記事では、自分なりにビジネスプランを考え、それを商工会の方に聞いてもらい、どのようなアドバイスを頂いたのかを書いていこうと思います。
長くなりそうなので、前編と後編に分けます。
前編では、自分なりに立てたビジネスプランについて細かく話します。
後編では、そのプランを商工会の方に見せ、もらったフィードバックについてまとめます。
前編は自分の理想などを書きたいように書き連ねています。
後編ではそれをまとめる形で書いていこうと思うので、後編の方が見やすいと思います。笑
では、第2話の前編、始まりです。
第1話までのあらすじ
4月から社会人になったこうのすけ。
漠然と塾を開きたいと考えていた。
しかし、そのためには自分の成長が必要。
そこで地道に勉強して(経営とか受験科目の勉強とか、、、)成長したら塾を開こう!
と、意気込んで新たな環境へ。

まずは東大に合格する力をつける!
でも気づいてしまった。
社会人での勉強は思ったよりキツい。
平日は仕事で疲れ、休日はしっかり休みたい。
これは、自分の成長を待っていたらいつまで経っても塾開業なんて出来ないやつだ。
このままでは、、、。僕の夢は、、、。
そうだ。
ならば、もう思い切って開いてしまおう。
そこで経営しながら、いろいろな知識をつければいい。
とにかく動き出さないと何も始まらない!!
思い立ったらすぐ行動!!
まずは情報収集。
最初に何をすれば良いのか??
調べていると、市の商工会のホームページで無料で創業相談を受け付けているのを発見。
これだ!!
すぐさま電話で予約し、初めての創業相談。
このような資料をもらい、大まかに創業の流れを教えていただきました。

そして、まず初めにやるべきことを理解。
初めにやること。
それが「ビジネスプランの具体化」です。
自分がやりたい事業が漠然としていたので、実際に書き出してまとめてみることに。
これを次の相談までの宿題とし、1週間で時間のあるときにプランを練ってみました。
以上が1話のあらすじです。
ビジネスプランの立て方
頂いた資料にこんなページがありました。

ビジネスプランの立て方です。
ビジネスプランの立て方
① アイデアの整理
② ビジネスモデルの検討
③ 資金・収支計画の策定
いくら思いつきで塾を開こうと考えても、無謀な行動は極力避けたいところ。
そこで出来るだけしっかりと「ビジネスプラン」を考えることが大切だと第1話で学びました。
今日相談に行ったのは、Step1のアイデアの整理について。
まずは、僕のアイデアの整理を見ていきます。
アイデアの整理
まずはアイデアの整理をします。
少し見づらいですが、資料にはこんなページがありました。

アイデアの整理では
・やりたいこと
・できること
・ニーズ
を考えていきます。
鉛筆で書いた汚い字は実際に僕が書いたものです。
どのような考えを持ってこのページを書いたのか説明します。
やりたいこと
Q.どんな経験をして創業したいと考えるようになった?

・自分で会社を立ち上げてお金を稼ぐ経験がしたい
・人に何かを教えるのが好き
塾でのアルバイトの経験からも、思った以上に勉強に悩んでいる人がいると分かりました。
しかし、個人の塾では講師の多くがアルバイトであり、指導の質の低さが露呈しています。
(場所にもよるとは思いますが。)
生徒の隣でテキストに書いてあることを読むだけの授業。
しかも生徒はそれで分かったつもりになってしまう。
そんな授業ならやらない方がマシ。
結局は自分には何が足りていないかを考え、自分から勉強しなくては意味がない。
そこで、僕が始めたいのは「自習をベースにした塾」です。
「授業をしない塾!」とかそういうのに似てるっちゃ似てます。
とにかく「結局は自分で勉強するしかない。」
もちろん勉強のやり方に困ればいつでも相談できるようにはします。
まずは「集中できる自習空間」を作りたいと考えています。
そこがオシャレで来たくなるような自習空間にしたいです。
ただ、やはり勉強していたら勉強法などには迷います。
そんな時には随時相談に乗りますが、基本的には自分らで勉強してもらう環境を作る。
「基本は自習空間だが、困ったら質問できる。」
そういった空間を作るのが理想です。
生徒の邪魔になるような授業なら、やらない方がマシですから。
できること
Q 知識・経験など、事業に活かせるものは?

・自分の大学受験の経験(浪人)
・大学でのアルバイト経験
・英語苦手→英検準1級・TOEIC870にたどり着いた方法
まずは、自分の受験期の失敗談などは沢山話せます。
浪人時代も沢山失敗しているので。笑
また大学生になって色々なことを自分から勉強していくうちに勉強のコツがわかってきました。
そのコツも伝えることが出来るでしょう。
特に「英語」に伸び悩む人には、自分が苦手だった英語を克服した経験をもとに多くのアドバイスを出せると考えています。(もちろんまだ完璧な英語力はないけどね。)
基本は「生徒が自ら学ぶ」つまり「自習」を根元にしますが、受験でも必要な「英語」に関しては積極的なアドバイスをしていきたいです。
理系でも文系でも英語は重要ですし、苦手とする人が多いと思うので。
英語を頑張っている社会人の方のサポートも同時にしたいですね。
とにかく勉強をして新たな知識を得る楽しさをどんどん伝えて、勉強を頑張りたい人のモチベーションを上げます。
あとは本人に頑張ってもらうだけです。
ニーズ
Q.現行のサービスへの不満は?

・「個別指導」を売りにしている塾の講師のレベルの低さ(大学生アルバイト)
・英語教育の指導力の低さ
Q.その問題解決を望む人はどんな人?

・塾に行っているのに成績が上がらない人
・英語の勉強に悩む人
先ほども少し書きましたが、勉強が苦手な子に対して指導力の低い大学生のアルバイト講師に指導を任せるのはどうなのでしょう、、、。
僕も塾でのアルバイトをしていました。
肩書きは「講師」でした。でもただの大学生に過ぎない。
「自分ごときが教えて良いのか?」とよく悩みました。
苦手な子ほど、プロに見てもらった方がいいはずです。
「授業についていけないから。」という理由で有名講師のいる予備校を避けるのは可笑しな話だと僕は思います。
勉強が苦手な子が、その辺のお金のためにバイトしている大学生に教えてもらったところで何の得もありません。そんな授業はない方がマシです。
もちろん全ての講師がそうではありません。
バイトであれ、生徒のことを思い自ら指導方法を考えて生徒と向き合う人もいます。
自分で言うのも何ですが、僕はそうでした。
生徒のために勉強することだってありました。
(教えるのが好きだったので。笑)
ただ、そんな人はほんの一握りです。
そんな塾にいって大学生の「テキストを読むだけ」の授業を受けて満足する。
それなら自習した方が絶対に良いし、成績が上がります。
また、授業は受けずに徹底的に自習をしたいと考える生徒も少なからずいます。
(宿題を終わらせたい、とかそういう理由でも何でもいい。)
とにかく自分のためになる勉強をしてほしい。
また、塾に限らず「英語の指導の仕方」には不満を感じています。
僕の通っていた高校は割と進学校で、全体の2/3は国立大学に進学します。
しかし、そんな高校であっても正直英語の授業は終わっていました。
苦手な英語を克服した今だからこそ、あの時の授業の質の低さに気づいたのです。
今の僕なら、英語という科目をその授業より上手く教える自信があります。
塾に行っているのに成績が上がらないと悩んでいる人や英語に伸び悩んでいる人にとっては、僕の自習室は解決の足掛かりになるでしょう。
やりたいこと・できること・ニーズを踏まえて
Q.やりたいこと、できること、ニーズを踏まえて創業したい事業は?

勉強に困っている人や勉強をしたい人に、高いモチベーションと勉強場所を提供する自習室中心の学習塾を創業したい!
ただの自習室ではなく、必要な時に勉強の相談に乗ったり、分からない部分を教えてあげれるような自習型の塾にしたいです。
生徒が必要とするときや、間違った方向に進みそうな時に手を差し伸べれば良い。
それ以外は生徒自身に任せて、自分で学習していく。
そんな空間を作りたいです。
これに加えて拘りたい部分があります。
ひとつ目に、塾の内装です。
勉強に来たくなるような、まるでカフェのようなオシャレな空間を演出したいです。
ここでお金をケチりたくない。
自分が納得のいく理想の空間は借金をしてでも作り上げたいです。
ふたつ目に、部屋の数について。
僕の理想の塾には部屋が3,4個は必要です。
・部屋①:自習空間
・部屋②:グループワーク用の部屋(休憩室も兼ねる)
・部屋③:教室
(・部屋④:音読ルーム)
部屋①は自習空間です。
単純に自習をする場所で、常に静かな空間にして集中して勉強できる環境にします。
部屋②はグループワーク用の部屋(兼休憩室)です。
大学によくあるラーニング・コモンズ的なやつです。

これは絶対に設置したい。
何をする部屋かというと、生徒同士が教え合ったり僕が生徒の質問に答えたりする時に使用する場所です。
何個か机とホワイトボードを用意して、生徒同士が自由に教え合える空間を作ります。
自学も大切ですが、「教える」というのは1番生徒にとって為になります。
僕が教科ごとの講師を雇わないのは、生徒同士で話し合ったり議論しながら自分らが先生になったつもりで教え合いをして欲しいからです。
静かな自習室で教え合いが発生すると意外と耳障りなので、そのメリハリをつけるためにも必ず欲しい空間です。
部屋③の教室は、僕が全体に向けて授業をする時にあると嬉しい空間です。
しかし、ラーニングコモンズで代用出来ると思います。
部屋④の音読ルームは専ら英語学習者のためのもの。
できれば欲しいですが、絶対ではありません。
英語の学習として効果的な音読をやっていない人はかなり多いです。
家では恥ずかしかったり、うるさいと言われたり、、、。
なかなか音読を思いっきりする場所ってないと思うので、あったらいいなって感じですね。
これを全て実現しようとすると、相当なお金がかかりそうです。笑
広い場所も必要でしょう。
ただ妥協はしたくないと考えています。
まとめ
以上が、自分のビジネスプランです。
あえて簡素に書かずに、書きたいことを思いついたままに書きました。
だからプランと言ってもまとまりのない話になってしまいましたが、、、
ここに書いたことが本当にやりたいことなんです。
中には実現が難しいものもあると思うし、分かりづらい部分もあるでしょう。
しかし、心強いことにこの話を聞いてくれる商工会の方がいます。
このプランに対して意見をもらうために、予約して創業相談に行ったわけですから。
後編では、実際に商工会の方にこのプランを話して、頂いたフィードバックをまとめていきたいと思います。
長くなりましたが、僕のやりたい事業の理想を書いた前編はここまで。
〜後編へ続く〜
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