【日商ビジネス英検3級】試験概要と出題内容のまとめ

英語

どうも、こうのすけです。

お久しぶりです。

先日、「日商ビジネス英検3級」という試験を受けてきました。

知ってる人は知っている。

そんな感じのマイナーな試験です。

簡単にご紹介すると、、、

「簿記」って試験、有名ですよね?

その「簿記」の試験を執り行っている日本商工会議所がやっている英語の試験が「日商ビジネス英語検定」です。

今回はその試験の概要と出題内容について書いていきます。

この記事を読めば、大体の出題内容を把握できます。

ちなみに参考までに受験時の私の英語力は以下の通り。

・TOEIC:870(L:435 R:435)

・英検準1級

それではいってみよう。

試験の概要

まずは試験の概要をまとめます。

・試験方式:パソコン上で試験

・試験会場:パソコン教室など

・試験日時:各自で決めるよ

・問題数:50問

・合格ライン;70%以上

・試験時間:30分

ざっとこんな感じ。

試験日や時間などは、ビジネス英検をおこなっている会場に直接連絡をして決めます。

会場一覧は日商ビジネス英検の公式ホームページに載っていますので、そちらを確認してみてください。

問題数は大問が10題あり、1題5問。

全部で50問あります。

それを30分で解くので、そんなにゆっくりは解けません。

問題構成と出題内容

ここでは、各大問でどんな問題が出るのかをまとめていきます。

試験本番と市販の公式問題集を解いた経験からまとめていきます。

ちなみに公式問題集にプロローグとして詳しく問題構成について書かれていますが、ここでは私なりの感想や難易度も含めて、公式問題集には書いていないことを中心に書きたいと思います。

↓こちらが唯一の問題集です。

大問1 正誤問題

いわゆるマルバツ問題です。

ここではビジネスの基礎知識を問う問題や、貿易の基礎知識を問う問題が出題。

英語の文法的な正誤問題も1、2問でます。

つまり意外と幅広い範囲が出題されるということです。

簡単な人にとっては簡単ですが、貿易知識がない人にとっては難しく感じるでしょう。

船荷証券について説明できますか?

Blocked Formってわかりますか?

当たり前の常識的な問題も出れば、上記のような知らないと解けない問題もでます。

私的な対策方法は「何もしない」です。

範囲が広すぎるのと、満点を狙う必要もないので大問1は捨てました。

公式問題集で問われた大問1の問題だけ理解していけば十分だと思います。

他の大問の知識で賄える部分もあるので、大問1のために公式テキストを隅々までやる必要はないと思います。

↓公式テキスト

大問2 英単語の意味を問う問題

ここでは、英単語が5つ書かれておりその意味に該当する日本語を選択肢から選ぶだけです。

こちらも基本的には英語力があれば解けます。

みたことある単語がほとんどです。

しかし、たまに貿易で使う用語が出題されます。

馴染みがないだけで難しく感じてしまいますが、分からない英単語はそのばで覚えていけば十分に対応できると思います。

大問3 略語や記号の問題

ここでは略語や記号が何を表すかを問われます。

例えば、世界の通貨の略語だったり。

(HKD:香港ドルとか)

R&DやICTなど、ビジネスでよく使う略語がでたり。

貿易用語もでますね。

貿易に関する用語は略語も多いので、問題を解く中で略語には敏感になっておくといいでしょう。

その都度覚えていけばOK。

大問4 穴埋め問題

出題の内容はバラエティに富みます。

ただし「空欄に英単語を当てはめる」という形式は共通でした。

ビジネスマナーに関する問題も出れば、英語の文法問題のようなものも出ます。

英語の文法問題は、難しくないです。

ビジネスに関する知識が問われる場合は知らないと解けないかも?

ただ常識的なものが多いので、社会人の方にとっては簡単かもしれません。

大問5 会話文の穴埋め問題

ここは会話文を読み、会話の流れが自然になるように空欄に英文を入れる問題です。

選択肢にさまざまな返答などが書かれており、全体の会話が自然な流れになることを意識して解くといいと思います。

場面設定としては「ホテルの予約」や「工場見学」などがあります。

登場人物としては「Keiko Sato:KS」が必ずと言っていいほど出てきます。

略して、「KS」です。

初めて「KS」をみたときは、一瞬何のことか分からず焦りました。

サトウ ケイコさん、覚えておきましょう。

ちなみに難易度はかなり低いので満点とりましょう。

大問6 並び替え問題

英文整序問題とも言いますかね。

いわゆる並び替えです。

しっかりとその英文が「何を言いたいのか」を意識して解けば、自ずと答えは出るでしょう。

たまに日本語訳付きの時があります。笑

その場合はかなりラッキーですね。

文整序問題は日本語訳があるかないかで難易度が大幅に変わります。

ここでは基本的な英文法をわかっていれば問題なし。

英語初心者で中学校レベルの方にとっては少し難しく感じるかもしれません。

たまに難しい問題もあります。

(間接目的語とか直接目的語とか)

ただ、そんな文法用語は気にせずに、単純に「何を伝えたいか」を考えれば解けます。

英語は言語。

よく分からない文法用語を使って説明できなことがあってもいいと思います。

大問7 英単語記述問題

ここが1番難しいと思います。

今までは選択式の問題ばかりでしたが、ここでは初めて英単語を書かされます。

空欄のある英文と日本語訳が用意されており、

空欄(  )に英単語を記述する問題です。

最初の頭文字だけ用意されています。

意識して覚えていないと、綴りが分からない単語も結構ありますよ。

一応、この試験って英語の「ライティング」を重視しているらしいんですよね。

公式ホームページにもそう書いてあります。

実際、試験問題を解くと「そんなにライティング重視してなくね?笑」っと思えてきます。

だって英語を書かされる(パソコンなのでタイピング)のは大問7だけですから。

まあ、細かいことは気にせずに次にいきましょう。

大問8 ガッツリ貿易知識問題

ここは英語力だけでは何ともならないでしょう。

予想で解ける部分もあれば、しっかりと貿易の基礎知識がないと解けない部分もあります。

輸出取引の流れや、信用状取引の流れに関する問題などが出ます。

特に「信用状取引の流れ」は、公式問題集でも2回出題

そして本番でも出題されました。

ほぼ同じ問題が何回も出るということは、それだけ大切なのでしょう。

大問9 読解問題1

英文レターやFAXを読んで、設問に答える問題です。

英文は長文とは言えないほどの長さです。

かなり短い。

簡単な問題と難しい問題の差が激しいです。

まあ難しい問題というのは、単純に馴染みがない問題ということだけ。

知識を入れれば解けると思います。

英語的に難しい部分は全くありません。

スラスラ読めてしまうと思います。

あまり時間をかけずに、時間配分に気をつけながら解きたいですね。

大問10 読解問題2

こちらも読解問題です。

長文とは言えないほどの短さの英文が出題されて、それに関する設問を解きます。

たまに知識がないと解けない問題もありますが、英語的な観点から見ると大問9同様に難しくはありません。

まとめ

今回は日商ビジネス英検3級の試験概要や出題内容をまとめました。

これから受験を考えている方が、どのような試験なのかを理解するのに記事を役立てていただければ幸いです。

大まかに試験の出題内容を把握した後は、公式の問題集で対策するのがベストだと思います。

公式のテキストが必要かどうかは微妙です。

僕は買っていません。

いらないと思います。

合格発表記事はこちら↓

では、この辺で。

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