【英検準1級】2021- 2 解説 Part 4 語彙問題(16)〜(20)神回

2021年第2回

どうも、こうのすけです。

お待たせしました。英検準1級語彙問題解説の続きです。

本日は(16)〜(20)の解説をしていきたいと思います。

自分なりに難しかった部分や、語源が勉強になるものを多めに書いていきたいと思います。

また、今回は勉強になることが多いです。いつも以上に!

なので勝手に神回に認定しました。

では早速いきましょう。

語彙問題

今回は、語源が勉強になる部分が多いですね。

自己採点では、1問ミスでした。間違えた問題はかなり勉強になるポイントが多いです。

それでは見ていきましょう。

問題(16)

この問題は、お馴染みの語源が活躍しますね。

文意を読み取ると、40年もの関係を維持するコツについての話だと分かります。

動詞の「維持する、保持する」の意味になる「sustain」が正解です。

「-tain」は英検でもよく目にする語源で「保つ」という意味があります。

同語源には「maintain(維持する)」「contain(含む)」などがありますね。

「sus(下から)tain(支える)」って感じですね。

他の選択肢も同じ要領で考えれます。

「dispatch(を派遣する)」は「dis(外す)patch(足かせ)」と考え、

「足枷を外して解放する→送り出す」と考えましょう。

2「mistrust(不信感を抱く)」はそのままですね。

3「impair(損なう)」は「im(強意)pair(悪くする)」と分解できます。

この単語は少し難しいですが、語源の「ped-(足)」の汎用性が高いです。

1番簡単なのだと、足で漕ぐ「pedal(ペダル)」。

今回の「-pair」は「足枷になる」というマイナスイメージですね。

ん??さっきも足枷ってありましたね。笑

1つの問題の選択肢の中につながりが見られるのは面白い。

ここまでまとめましょう。

                            

問題(17)

この問題は馴染みのある単語が正解だったので簡単ですね。

「ローテーション」ってよく使いますもんね。中学生でも分かりそうです。

選択肢4の「exert(〜を用いる、行使する)」について語源を見てみましょう。

「ex(外に)」はお馴染みです。

この単語は「exsero(押し出す)」というラテン語からきており、「ser-」には「糸」という意味があります。

「外に向かって糸で巻きつける」というイメージから覚えるといいでしょう。

あまり見かけない語源でしたが、「insert(挿入する)」と同語源でした。

問題(18)

これも文意がわかれば簡単ですね。

ホラー映画を見て、叫びたいという衝動を抑えようとしているんですね。

観なきゃいいのにね。笑

選択肢1「pessimism(悲観)」が出てきてビックリした。

だって、これ問題(16)でも紹介したやつじゃんね。

また、出てきたよ!!「足」に関する単語!!

出題者は「足フェチ」なのかもしれないね。

この問題同士の語源の繋がりは偶然なのだろうか、、、。

こういった発見があると非常に面白い。

問題(19)

この問題を間違えました。

要復習ですね。

まずい、文意の理解に苦しみました。

「cut short」の部分が訳しづらいですね。

ここは「cut A short」で「Aを途中で終わらせる」という熟語の受け身でした。

そして、何かをして捕まってますね。

第2文を見ると、政府の土地に侵入しちゃっやみたいですね。知らなかったじゃ済まされません。

なので(  )には、逮捕理由である「不法侵入」という意味を入れればOKですね。

でも、単語の意味が分からず「endorse(〜を支持する)」を選んで間違いました。

この単語が、「侵す」という感じの意味かと思ったのですが、、、。

実はこれ、2018年第2回にも出題されている単語でした。

それだけにショック!!!

しっかりと復習をしていれば、、、。

正解は1「trespassing(不法侵入する)」でした。

ぴったりの回答ですね。

「convene(を召集する)」は、語源の汎用性が高いです。

「vene(来る、行く)」は是非、頭に入れておきましょう。

同語源の単語が多いです。

問題(20)

この問題も、単語のイメージから考えました。

正解の「outsmart(〜のうらをかく)」は知らない単語でしたが、「out(超える)smart(賢い)」と分解して、「頭の良さが上回る」と予想して回答したら、あっていました。

この考え方ができれば十分だと思います。

4「shepherd」は「羊飼い」です。

ちなみに警察犬の「シェパード」は「German shepherd」というらしい。

ドイツの羊牧において、役割を担っていたそうです。

まとめ

今回は、以上です。

間違いの選択肢から学べることが、今回はたくさんありました。

語源の繋がりが深い単語がよく出る気もするので、英検の語彙問題において語源を学ぶ利点はかなりあると思います。

じっくり復習してよかったです。

次は、問題(20)〜(25)ですね。

語彙問題の最後の解説記事になります。

お楽しみに。

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