どうも、こうのすけです。
今回は、英検準1級2021年第2回の長文読解の解説の続きです。
本日の長文は「Richard Ⅲ」です。
また僕の苦手な歴史上の人物です。
リチャードと聞いて最初に思いつく人は、ソフトバンクホークスのプロ野球選手ですかね。
来年ブレイクしそうですよね、っと、余談はこの辺にして。
背景知識があれば有利だと思いますが、英語の問題なので英語が読めれば解けるはず。
今回も、文章の流れを意識しながら読んでいきましょう。
「Richard Ⅲ」
とりあえず、一通り英文を読みました。
本番では最後の問題(37)で間違えてしまいました。
試験本番の日は、最後まで細かい部分の理解が曖昧のまま読み進めてしまった気がします。
なぜなら、難しい人名や分からない単語が多かったからです。
細かい部分で理解できなくても、全体像を大体把握できたことで何とか2問正解できました。
今回は復習ということで解説を作るので、じっくり読んで理解していきますね。
そもそもリチャード3世って誰やねん。ってことで、
今回の長文の話題になっているリチャードについて軽く調べてみました。

今回最初に書いてあったレスターというイングランドの都市で見つかった遺体の写真も見つかりました。
結構有名な話なんですね。僕が無知でした、、、。
ちなみにリチャード3世の顔もあったので載せておきます。
既視感があると思ったら、どことなく中1の頃の担任の先生に似ています。
元気にしてるかな〜。
とりあえず、イングランドの昔の王様ってことを理解したので、段落ごとに要旨をまとめていきましょう。
第1段落
まずは、第1段落です。
未知の文章ほど、第1段落の理解が必須です。
早速、要約を書いてみたのでみてね。

まず話は、リチャード3世の遺体が発見されたところから始まります。
そして、リチャード3世には悪名高いイメージが根付いているようです。
シェイクスピアの作品としても「リチャード3世」があるようですが、彼の作品からこの悪いイメージが生まれたわけではないみたいですね。
では、問題を解いていきましょう。

かなり限定的な質問なので、該当部分だけ読んでしまってもわかる問題かもしれません。
リチャード3世に悪いイメージがあるようですが、そのイメージを生んだ原因となったのが「トマス・モア」の本であると本文に書いてあるので正解が分かりますね。
つぎに、第1段落で難しかった単語をピックアップしてみました。
今回は難単語にも苦しめられましたね。

少しでも覚えやすいように書いてみました。
イラストを描くのも1つの手です。
第2段落
つづいて、第2段落です。
さっそく要約から入りましょう。

やっぱりリチャードから王位を勝ち取った家族を支持した内容のトマス・モアの本では、リチャードが悪者だという内容に納得できなかった人たちがいたみたいです。
リチャードの汚名を返上したい団体が現れました。
彼らの功績のおかげで、いろいろな歴史的な発見につながったようです。
問題に移ります。
この問題は、遺体から分かったことを選べば終わりです。

「遺体の分析によると、、、」という部分を読んで終えば分かります。
続いて、この段落で気になった単語をひとつ取り上げましょう。
取り上げる単語は「dispute」です。
この単語、「紛争」という意味は覚えていたのですが、本文では動詞として使われており「反論する」という意味でした。
この単語を取り上げたのは
「反論するだと!?そんな意味があったのか!」
という理由だけではありません。
語源に注目したときに、本文でよく出てくる「reputation(評判)」と語源が同じだったからです。
本文でよく出てくる単語と語源が一緒なのが、何とな〜く面白くて取り上げてみたのです。
下の画像にまとめておきます。

第3段落
最後に第3段落です。
この段落では、結局どのように考えるのが妥当か筆者が結論づけています。
要約をしてみましょう。

結局は、どのようなやり方で王になっていようと、当時としては典型的なやり方であったわけだし。
まあ、いいんじゃね??
っと、筆者が結論づけていますね。
これがイマイチ読み取れなくて、本番では問題を間違えました。
しっかりと文の構造を分析して、丁寧に読むべき場所でした。

どこに筆者の主張があるかをしっかりと読み取れれば簡単な問題でした。
まとめ
今回の長文は、今までに比べて難しい単語が多い印象です。
その上、歴史の話となると背景知識がない場合に正確に読み取るのが難しいですね。
じっくりと文の構造を把握しないといけない部分は、少し読むのが遅くなっても丁寧に読まないと内容把握が難しくなっていきます。
一度、文の内容が分からなくなると、その後もどんどん分からなくなっていきます。
スピード感も大事ですが、正確に読むことをまずは優先させていきましょう。
今回はここまでです。
ありがとうございました。
コメント