どうも、こうのすけです。
本日は、初めての数学の参考書紹介をしてみたいと思います。
今までは英語をメインで勉強してきたため、こんなことはレアです。
数学は最近勉強し始めました。
何を隠そう、東大に受かりたいからです。
僕は理系なので、そこまで数学に対する苦手意識はありません。
しかし東大レベルかと言われれば、そんなレベルに1ミリたりとも到達していません。
そこでまずは、「はじめの一歩」として自分が最も苦手な数学の分野から始めることにしました。
その苦手な分野というのが、「確率」なのです。
チャートとか教科書とか色々と問題は解いてきたはずなのですが、受験当日まで「確率」だけはずっと苦手なままでした。
そして今も苦手なまま。
しかし苦手を残したままにするのは、お母さんが作ってくれたお弁当を残すことくらい良くないことです。
そこで、確率の参考書を購入し勉強することにしました。
そして選んだのがこちらの参考書。
「ハッとめざめる確率」なわけです。

どうしても、自分の中でずっと苦手なままモヤモヤしていた確率をなんとか克服したかったのです!
購入の経緯をここまでは話しましたが、ここからは解いてみた感想などを書いてみたいと思います。
(例題が一通り解き終わったので。)
本書を購入しようか迷っている人に役立つ情報になれば幸いです。
本書の構成
まず本書は大きく分けて、「場合の数」と「確率」に分かれています。
場合の数を学んでから、確率を学ぶという構成になっています。
細かくテーマが分けられており、各テーマの考え方、解き方などが丁寧に解説されています。
そのテーマというのは、例えば「くじ引き」だとか「条件付き確率」とかそういうものです。
それぞれに例題が多数ついていますから、まずはそれを解きながら本書をどんどん読み進めていきました。
例題は全部で63題。
確率と場合の数だけでこれだけの例題ですから、かなりボリュームはあります。
その例題一つ一つの解説がかなり詳しく、問題に対するアプローチの仕方や数え方の工夫などを熟読し、自分のものにすれば確率に関しては向かうところ敵なしでしょうね。
最後に、ハイレベル演習問題があります。
ハイレベルですが、例題で身につけた知識を用いれば解ける問題らしいです。
僕は例題がマスターしきれていないので、まだハイレベル問題には手をつけていませんが、ハイレベル問題に挑戦することで例題で得た知識や考え方が確固たるものになると思います。
本書の構成の説明は終わり。
目次はこんな感じです。

こんな人にオススメ
まず確率が苦手な人には全員にオススメできます。
例えば、教科書レベルの問題は難なく解けるけど、少し捻られたりややこしい問題が出てくると全く歯が立たなくなる人にちょうど良いと思います。
教科書レベルも解けない人は、まずは教科書の問題をやったほうがいいです。
なぜなら本書の確率の問題は全体的に入試レベルになっているからです。
(確率が苦手な僕の目線ですが。笑)
僕も教科書レベルなら解けるのですが入試問題になると全く何から手をつけていいか分からなくなっていたので、本書のレベルは丁度よかったです。
初心者レベルから、標準レベルに無理なくレベルアップできます。
それに確率はただ単に量をこなしても出来るようにはなりませんが、なんと言っても「ハッとめざめる確率」は解説が詳しいので、とりあえず教科書レベルが理解できれば挫折せずに進められると思います。
では確率が得意な人はやる必要がないのか?
いえ、そんなことはありません。
「ハッとめざめる確率」では、僕が勘違いしていた「考え方」をたくさん指摘してくれました。
もちろん、僕は確率が苦手なので勘違いはたくさんあるだろうけど。笑
でも苦手得意関係なく、結構な人が勘違いしているのであろう確率の本質について詳しく述べられています。
これを理解してこそ、本当に「確率が得意」と言えるようになるんだろうな〜、と思いながら読んでいました。
得意と思っている人でも、読んでみると勘違いしていた部分が見つかるかもしれません。
得意な人も、本書で確率の本質に触れてみてください。
なんとなく解けていたのが、自信を持って解けるようになるかもしれませんよ。
解いてみた感想
一通り、例題を解き終えました。
まず先述したように、一つ一つの例題に対する解説がかなり詳しいです。
生徒と先生の対話形式の解説が多く(全部がそういうわけじゃない)、生徒の発言にはものすごく共感できるものが多いです。
そのため、それに対する先生の指摘がまるで自分に言われているかのように感じます。
「その考え方じゃダメなのか!」
「条件付き確率ってそういうことだったのか!」
っと、納得できる部分が多いです。
まさに「そういうことだったのか!!」っとハッとめざめます。
僕が確率が苦手な理由は「決まりきった解き方」が無いというのが1番大きいかもしれません。
公式があって、それに当てはめれば解けるなんていう問題は教科書レベルまでです。
実際に入試で出る問題は公式とかそういう話じゃなくて、場面設定を冷静に分析し、どのようにしたら数えやすいかを考えて解く必要があります。
僕は馬鹿だったので、公式に当てはめて解けない問題にはすぐに苦戦していました。
しかし確率に求められているのは公式を使いこなすことではなく、「状況判断力」と「分析力」なんだな。っと本書を一通り解いたことで学びました。
自分が確率が苦手だった理由が、本書のおかげで分かった気がします。
しかし、元々苦手な確率ですから一回でマスターできるわけではありません。
例題の解説の考え方、数え方などをしっかりとマスターできるように繰り返し解きたいなと思いました。
2回目、3回目は間違いなく1回目より楽なので、気楽に勉強していきたいです。
まとめ
確率に関しては、「ハッとめざめる確率」だけで十分カバーできるなと感じました。
ここまで詳しい確率の本は無いと思います。
大事なことなのに学校では教えてくれないような内容が盛りだくさんで、苦手克服のキッカケになると思います。
僕もこの本を繰り返して、確率を苦手から得意にします。
そしてどんな問題にも対応できるような力を身につけたいです。
確率の問題が楽しくて仕方なくなる未来を夢見て。
以上、「ハッとめざめる確率」のレビューでした。
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