どうも、こうのすけです。
第2話の前編では、自分がやりたい理想の塾の形態について語りました。
とにかく語りたいことを盛り込んだので、前編は盛りだくさんになってしまいましたね。
後編では、この理想を市の商工会の方に見せて、頂いたフィードバックなどをまとめていきたいと思います。
さまざまな創業者の相談を受けてきた商工会の方に、第三者の目からアドバイスを頂けるので大変有意義な時間になりました。
中には盲点になっていた部分などもあり、とても勉強になりました。
前編を見ていない方は、前編を見てからだとスムーズです。
それでは、頂いたフィードバックを見ていきましょう。
アイデアの整理:フィードバック
早速、自分の「アイデアの整理」を見ていただきました。
直すべき点や、アイデアとして詰めた方が良い点をたくさんご指摘頂きました。
抽象的な部分を具体化しよう

全体的に抽象的な部分を具体化しましょう。
初めにいただいたアドバイスです。
全体に通して言えることは、
「抽象的な部分を具体化する必要がある」ということです。

なるほど。
結構頑張って考えたのですが、、。
例えば、どの部分が抽象的ですか?

いきなり完璧なプランを作れる人はいません。
しかし、もう一度プランを読み直すと詰めれる部分もあります。
例えば「勉強に困っている人」ってどんな人ですか?
僕が書いたビジネスプランの中で「勉強に困っている人を助ける!」と頻繁に書いていたのですが。
その「困っている人」というのが、何にどのように困っている人なのかを具体的に考えることが大事だそうです。
「成績が伸び悩んでいる人、、、。英語の勉強法に困っている人、、、。」
この程度は考えられます。
しかしまだまだ浅い。
もっともっと具体的に考えることで、新たな事業の課題が見つかることもあるそうです。
他にも「勉強に対する高いモチベーションを提供する。」という部分。
「高いモチベーション」ってどういう状態のことを言うのだ?
確かに漠然と「モチベーションを提供する」と言っても、モチベーションってなんだ??ってなりますもんね。
普段無意識に使っている言葉なので難しいですね。
もう一つ漠然としているのが
「おしゃれで居心地のいい自習室を作りたい」という部分。
おしゃれって?
居心地のいい空間って?
確かに漠然だな。笑
自分の中のイメージをしっかりと言葉で書いていかなきゃね。
全体を見直して、詰めれそうな部分はどんどん詰めていきたいと思います。
やりたいこと→お客様目線に
続いて「やりたいこと」について。

自分のやりたいことが、本当に必要なことなのかを考えてみましょう。
確かに、自分が「やりたいこと」つまりは理想をどんどん書いていきましたが、実際にその「やりたいこと」というのが、「お客様が求めていること」と合致するのでしょうか。
ニーズを踏まえ、自分の力でどのようにそれを解決することができるのかを考える必要がありそうです。
「ニーズ」についても前編で詳しく書きましたが、「自分の理想のニーズ」を書いてしまっている部分もあります。
つまり実際にそのニーズがあるかは分かりませんが、「こんなニーズがあったら良いな」というニーズまで理想で書いてしまっているのです。
確かにニーズは理想ではいけません。
実際にそれを必要としている人が本当にいるのかどうかを考える必要があります。
いくら自分の「やりたいこと」を語っても、それが本当に多くの人に求められているのかを考えないといけないわけですね。
コレに関しては、実際にお客様の声をたくさん聞いてみたいものです。
「人に何かを教えることが好き」
僕は、塾を創業したいと思ったきっかけの部分で
「人に何かを教えることが好きだから。」とかきました。

「教えるのが好き」ということですが。
教えるのは「勉強」じゃないとダメなの?
「教える」こと自体は他でも出来るはずでは?

確かに、、、。
塾を創業したい理由、つまりは「勉強」を教えたい理由が明確ではなかったみたいです。
これは、口頭で付け足して塾をやりたいキッカケを話したことで少し納得はして頂けましたが、まだ動機としては弱いかもしれません。
ここは今後事業を進めていく上で「折れない信念」と言いますか、軸として大事な部分になるので、しっかりと固め直したいですね。
ちなみに、口頭で付け足した「勉強」を教えたい理由は、、、
「勉強によって新しい知識を得ることの楽しさを伝えたいから」
僕自身いまも勉強をしていて、勉強が人生を本当に豊かにしてくれるものだと思っています。
もちろんこれからも僕は勉強を続けます。
生徒たちと一緒に勉強して、成長していきたいんです。
目標は違えど、勉強を頑張る人たちと同じ空間で高め合える空間って素敵でしょ?
ある意味、僕も生徒のうちの1人です。
なので「勉強」に関する事業にこだわっているのです。
理由になっているかな?笑
分かりづらくてごめんなさい。
とにかく一緒に勉強の楽しさを実感できるような塾(自習室)にしていきたいわけです。
最終的な目標は?
今はどのように塾を開業しようか、ビジネスプランを立てながら必死で考えています。
事前にプランを考えることはとても大切ですから。
しかし、、、

最終的に何を達成したいのですか?
塾開業は「手段」ですよね?

うっ、、、(グサッ)
なんと鋭い一言。
胸に刺さりました。
確かに大きな目標はあります。
それは「僕の住んでいる町=東大」というような認知をされるくらい、自分の住む町の学習レベルを上げることです。(地域密着でやっていきたいので。)
東大生をバンバン排出するような塾にしたいと思っています。
しかしコレはかなり先の目標です。
でもだからと言って、塾の開業がゴールではありません。
その後、うまいこと経営しつつ本当に成し遂げたいとこを達成しなければいけないわけですから。
塾自体もどんどん成長させていくには、達成したい目標が必要ですよね。
ここで商工会の方からのアドバイス。

大きな目標に向けて、年ごとに目標を立てると良いですよ。
1年後には、、、。
3年後には、、、。
っと言った感じで。
なるほど!
いきなり無謀な目標を立てると、何から始めて良いかわからないので細かく目標を立てるのは良いことですね。
まずは最難関となりそうな「集客」を目標としますか。
開業して1年以内には、20人〜30人は生徒を集めたいですね。
(もしかしたら1人でやっていく限界がこの人数かもしれない。)
まずは塾として生き残らないと、、、。
また具体的に考えます。
コレは良いですね!
そんなこんなで詰めの甘い僕のビジネスプランでしたが、唯一誉めて頂いた部分があります。
それは「生徒同士で教え合いができる空間を作ること」です。
前編でも話したラーニング・コモンズってやつです。
自分的にも絶対に必要な空間だと感じていましたし、商工会の方にも唯一誉めていただけた部分なので、絶対にラーニング・コモンズは設置しようと思いました!
まとめ
と、いうことで。
ビジネスプランに関して様々なフィードバックをいただきました。
この相談が無料で受けられるなんて最高です。
市の商工会は神です。
他にも補助金の話だとか、融資の話だとか、、、。
色々と為になる話が聞けました。
(また別の記事で書きますね。)
今回、まだまだ詰めが甘い部分が発覚したので、もう一度自分のプランを読み直して修正していきたいです。
お金がたまって、いざ開業するとなった時には練りに練ったプランがあれば暫くは安心ですもんね。
次に商工会に相談に行くのは4/30(土)です。
GWですが関係ありません。
次はもっと資金の話を具体的にしていきたいですね。
今から何円貯金すればいいのか知りたいので。
また相談内容や頂いたアドバイスなどはブログでまとめていくのでお楽しみに。
では、今日はこの辺で。
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